Windows Internet Explorer 6

マイクロソフトのブログ記事「The US Says Goodbye to IE6」によると、米国における2011年12月のブラウザシェアについて、IE6(Internet Explorer 6)のシェアが1%を下回ったことが報告されている。

IE6のシェアが、すでに1%を下回っている国はオーストリア、ポーランド、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェーがあり、今回これに米国が加わったことになる。米国はインターネット人口が多い国であり、IE6のシェアが1%を下回ったことには興味深いマイルストーンといえる。

2011年12月にIE6のシェアが1%を下回った国としては、米国のほかに、チェコ、ポルトガル、フィリピン、ウクライナ、メキシコが挙げられている。同社によるIE6 Countdownの報告によれば、同月における日本のIE6シェアは5.9%。世界平均の7.7%は下回っているが、ほかの国と比較すると高いシェアになっている。

IE6 Countdown - IE6シェア世界マップ

IE6 Countdown - IE6シェア国別一覧

IE6 Countdown - IE6平均シェア推移

IE6 Countdown - IE6平均シェア推移

IE6は、特に中国でのシェアが高く、この値がIE6の世界平均値を引き上げている。日本の5.9%は世界平均から見ると少ないが、中国を除いた場合には、韓国に次ぐ高いシェアとなっており、IE6が多く使用されている国のひとつとなっている。