2012年4月2日スタートのNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』の取材会が20日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の堀北真希をはじめ、高橋克実、南果歩、ミムラ、小出恵介、倍賞美津子、鶴見辰吾が出席した。

NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』の取材会に出席した堀北真希 拡大画像を見る

11月のクランクインから1カ月が経ち、この日は堀北真希が演じるヒロイン・下村梅子の家族が揃って記者会見臨んだ。堀北は「本当に毎日いろんなシーンを撮っています。昨日は37シーンもリハーサルをしたんですが、もう頭が一杯一杯です」と苦笑いを浮かべ、「『これが朝ドラなんだな』とようやくわかりました。これからも頑張りたいと思います」と苦労をのぞかせながらも意欲を見せた。梅子の姉で松子役のミムラは「家族でのシーンがとても楽しいです。梅ちゃんのシーンに胸キュンさせられ、真面目なはずのお父さん(高橋克実)に笑わされ、美津子さんのキュートとしかいえないおばさんぶりがとても素敵。兄弟3人のシーンも楽しく、見ている皆さんに楽しいものが届けられるんじゃないかと思います」と胸を張った。

同ドラマは、『特命係長・只野仁』(テレビ朝日ほか)や『結婚できない男』(関西テレビ・フジテレビ系)の尾崎将也が脚本を手掛けたオリジナルドラマ。戦後復興期の東京・蒲田を舞台に、自分に自信を持てなかったヒロイン・下村梅子が、医師となって命と向き合って奮闘する姿を描く。

まだ16歳ぐらいまでのヒロインしか演じていないという堀北だが、「梅ちゃんは冷静でとても前向きなんです。明るいところも魅力的ですね」とキャラクターを分析し、「上を向いていかなければいけない時代で、梅子が取り残されちゃうところから始まりますが、そこからどのように人生を歩んでいくのか、私は凄く楽しみにしています。皆さんにも楽しみにして欲しいですね」とアピールしていた。