DNPアートコミュニケーションズは、画家 パウル・クレーの作品を集めた美術館「パウル・クレー・センター」の収蔵品画像データを貸し出すサービス「パウル・クレー・センター・イメージアーカイブ」を開始した。

パウル・クレーの作品。左から「帆船」、「計画」

「パウル・クレー・センター」は、2005年6月にスイスのベルン市に開館した美術館で、20世紀を代表する画家の一人ともいわれるパウル・クレーの作品、約4,000点を収蔵する。

今回同社は、同センターが収蔵する油彩画、水彩画、デッサンなど、クレーの作品のうち代表作530点の高精細なデジタル画像データの貸出を開始。利用者は、同社が運営するWebサイト「Image Archives」にて、使用したい作品の画像貸出を申し込むことにより、デジタル画像をダウンロードできる。なお、画像データは、出版物、TV番組、ビデオ、DVDなどの映像、デジタル商品(電子書籍など)のほか、広告や商品などにも利用可能。画像利用料は、用途・数量・サイズによって異なる。

同社は今後、利用者の要望に応じて、同Webサイトにおける取り扱い作品数を拡充するとともに、国内外の美術館・博物館の提携先を拡げ、美術と歴史の専門フォトライブラリーとして同サイトのコンテンツを充実させていくとしている。

「肥沃な土地のモニュメント」

「人形劇場」

「襲われた場所」

「ドゥルカムラ島」

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