キングジムは11月8日、デジタルメモ「ポメラ」の新版「ポメラ DM100」を発表した。ポメラシリーズ初となるストレートタイプのハードウェアとして開発。最上位機種に位置づけられ、キーピッチを広げて入力しやすくしたほか、バックライトや電子辞書、Bluetooth通信機能などが搭載されている。

ポメラ DM100

発表会に登壇したキングジム 代表取締役社長の宮本彰氏

ポメラは、2008年の発売以来、累計20万台の販売実績を誇るデジタルメモ。メモをとることに特化した端末で、起動速度の速さや連続駆動時間の長さなどにこだわって開発されている。

今回発表されたDM100は、2年ぶりに発表された新モデル。キー入力のしやすさなどを追求し、縦横のキーピッチを広げた点が大きな特徴。また、セミナー会場など、暗い場所でも文字入力ができるよう、バックライト機能を搭載したほか、国語、英和、和英の3種類の辞書が組み込まれ、文字を選択するしてボタンを押すだけで簡単に意味を調べられるようになっている。加えて、Bluetoothに対応したことで、PCとデータのやりとりが可能になったうえ、iPhone/iPadのワイヤレスキーボードとしても活用することもできる。

ポメラ DM100の概要

キングジム 開発本部 商品開発部の立石幸士氏

そのほか、ディスプレイが大きくなり、縦書き表示や表形式にも対応。PC用ATOKのユーザー辞書をインポート可能になり、親指シフトに対応し、行間や1行の文字数などを細かく設定できるなど、大幅な機能強化が行われている。対応電池を単四から単三に変更し、バックライトを搭載しながら30時間駆動を実現している点も特徴の1つだ。

発表を行ったキングジム 開発本部 商品開発部の立石幸士氏は、DM100の開発を振り返り、「開発期間は約1年3ヶ月だったが、製品コンセプトや設計を固めるのが最も大変だった」とコメント。続けて、「DM20の後継機の開発に着手するにあたっては、半年ほど猶予をもらって、当時のポメラにどのような機能が求めらているのかを徹底的に調査した。従来の二つ折タイプからストレートタイプに変更することに反対意見もあったが、使いやすさを追求した結果、このかたちに落ち着いた。これまでのDM10、DM20からDM100へと型番の数字を大幅にアップさせたのは、それだけ大きな強化を行ったという想いを込めている」と語った。

DM100の価格は3万7800円。11月25日に発売が開始される。