ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(以下ソニー・エリクソン)は4日、NTTドコモ向けに提供している同社スマートフォン「Xperia SO-01B」「Xperia arc SO-01C」「Xperia acro SO-02C」「Xperia ray SO-03C」の機能バージョンアップを提供すると発表した。11月7日より提供を開始する。

Xperia SO-01B

Xperia arc SO-01C

Xperia acro SO-02C

Xperia ray SO-03C

今回の機能バージョンアップを導入することで、対象となる4機種すべてで緊急地震速報「エリアメール」が利用可能となる(SO-03Cは対応済み)。

さらにSO-01C、SO-02Cの2機種では、新たにテザリングに対応。最大5台の機器が接続可能なWi-Fiルータとして使用できるようになる。加えて、ソニー・コンピュータエンタテインメントが展開するライセンスプログラム「PlayStation Certified」に対応。初代「プレイステーション」などのゲームを楽しむことができる。なおSO-01C、SO-02C向けのコンテンツ配信は12月上旬の開始を予定している。また、各種機能も向上される。文字入力アシスト機能「POBox Touch」がバージョン4.3になり、音声入力や予測変換候補エリアの拡大表示などが利用できるようになる。さらに、電話帳内であらかじめ登録した人物や発着信履歴をホーム画面に表示するウィジェット「お気に入りと通話履歴」にも対応。スクリーンショットの利用、アプリトレイからのアプリのアンインストール、カメラ機能の16倍デジタルズーム(静止画のみ)といった機能も利用できるようになった。

このほかSO-02Cのみとなるが、ワンセグ機能が向上し、Bluetoothヘッドセットでワンセグの音声を出力できるようになる。

今回のバージョンアップの対象機種と追加される機能は以下の通り。

エリアメール テザリング 各種機能向上 ワンセグ機能向上 PlayStationT Certified対応
Xperia SO-01B - - - -
Xperia arc SO-01C -
Xperia acro SO-02C
Xperia ray SO-03C 対応済 対応済 ○(一部対応済) - -

なお機能バージョンアップの実施は、パソコン接続またはパケット通信を利用する。パソコン接続向けのバージョンアップは、全機種11月7日より提供されるが、パケット通信向けは機種により提供開始日時が異なる。各端末の提供開始日時は以下の通り。バージョンアップの方法・詳細は、NTTドコモのWebサイトで確認可能だ。

パソコン接続 パケット通信
Xperia SO-01B 11/7(月) 11/7(月)
Xperia arc SO-01C 11/10(木)
Xperia acro SO-02C 11/15(火)
Xperia ray SO-03C 11/7(月)

(提供:AndroWire編集部)