パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォール「PAシリーズ」

大塚商会は11月1日、アプリケーションを識別し制御する次世代ファイアウォールの管理サービスを開始すると発表した。同サービスには、パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォール「PAシリーズ」を用いる。

PAシリーズは、個々のアプリケーションの通信を識別できるため、業務上不要なアプリケーションをブロックし、誰がどのようなアプリケーションを使用しているかを識別できる。

同サービスは、機器のレンタル・運用支援・動作状況の監視、統計レポートの作成、アプリケーション制御の設定を提供する。

機器のレンタル・設置作業・初期設定のほか、24時間365日の機器稼動監視を行い、障害発生時に契約企業へ通報する。ファームのバージョンアップや障害時対応などの機器のメンテナンスも行い、インターネット通信の利用状況をまとめた標準レポートを毎日提供する。これにより、企業の環境で制御すべきアプリケーションや異常な通信を行っているアプリケーションの洗い出しをサポートする。異常が検知されたアプリケーションに対する設定変更は、顧客の指示により、同社の運用監視センターが遠隔操作で代行する。

大塚商会の「次世代ファイアウォール管理サービス」の運用イメージ

機器はPA-500シリーズとPA-2200シリーズから選択可能で、PA-500シリーズの価格は1ヵ月当たり5万7,000から、PA-2020シリーズの価格は1ヵ月当たり11万8,000から。