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米航空宇宙局(NASA)がアプリケーションコンテスを開催することを発表した。コンテストは「International Space Apps Challenge (国際宇宙アプリチャレンジ)」と呼ばれており、他の宇宙関連機関と連携しながら2012年に開催するとしている。対象とされているのは科学者や同問題に関心のある方々とされている。

対象となるアプリケーションは世界規模で人類にとって価値のあるものとされており、その例として、たとえば気象が世界経済や海洋資源に与える影響といった問題を解決することにつながるアプリケーションであったり、大量の宇宙関連のパブリックデータからクラウドを活用して新しい分析や視覚化を実現するアプリケーションなどが示されている。

このコンテストの肝は、利用するのがオープンソースソフトウェア、オープン技術、公開されているパブリックデータとされている点にある。NASAは政府をよりよい組織へ改善する「オープン政府」と呼ばれる取り組みを進めており、今回発表されたコンテストもこのオープン政府パートナーシップの一環として開催されると説明がある。