PostgreSQL 9.1登場、同期レプリケーション導入

後藤大地  [2011/09/14]

PostgreSQL - The world's most advanced open sorce database

PostgreSQL開発グループは9月11日(オーストリア時間)、最新安定版となる「PostgreSQL 9.1」を公開した。ほぼスケジュール通りにリリースが実施されたことになる。

PostgreSQL 9.1はさまざまな新機能が実装されたバージョンで、特にエンタープライズ用途で必要とされる長らく導入が期待されていた機能群が実装されているところが注目点となる。

PostgreSQL 9.1の主な特徴は次のとおり。

  • 複数のサーバにおいてデータの一貫性と高い可用性を実現する同期レプリケーション。
  • カラムにロケールを指定して整列の順序を制御する機能。
  • パフォーマンスを引き上げるためのログを取らないテーブル機能。
  • 高速処理を実現するためのk近似法(K-Nearest-Neighbor)を使ったインデックス機能。
  • 強制アクセス制御およびより高いレベルのセキュリティ機能の実現。
  • Common Table Expressionに対応。
  • Serializable Snapshot Isolationに対応。

特に同期レプリケーションが提供される点が注目される。これまでPostgreSQLは非同期レプリケーションはサポートしてきた。非同期レプリケーションは性能が期待できるが、障害発生時にスレーブにデータが書き込まれない可能性がある。

同期レプリケーションがサポートされることで、これまで採用されにくかった高いパフォーマンスと可用性が求められる用途でPostgreSQLを採用しやすくなる。

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