日本サムスンは、マルチディスプレイ対応で薄型ベゼルの業務用大型液晶ディスプレイ3機種を9月上旬より順次発売開始すると発表した。

今回新たに発売するのは、最薄べゼル(幅5.5mm)タイプの「UDシリーズ」と、最薄ディスプレイ(厚さ29.9mm)タイプの「UEシリーズ」の2つのシリーズ。いずれの機種もLEDバックライトの採用で従来製品に対して低消費電力化を実現し、薄型軽量化および水銀レスによる環境負荷低減を実現した製品。価格はいずれもオープン。

UEシリーズ

UEシリーズでは、46型の「UE46A」と55型の「UE55A」の2つを追加。いずれも奥行きが29.9mm、ベゼル幅5.2mmで、ディスプレイ本体は46型で12kg の最軽量モデル。リモコン操作で簡易に動画・静止画・フラッシュムービーを再生できるメディアプレーヤーとステレオスピーカーも内蔵されており、設置の簡便性を向上している。また、フルHD 液晶ウルトラ・クリア・パネルを搭載し、輝度を下げ消費電力を抑えながらも平坦な光沢偏光フィルム方式の採用により、パネル表面の光散乱を押させえている。

「UE46A」

UE46AとUE55Aはいずれも解像度は、1,920×1,080ドット、コントラスト比は5,000:1、輝度はUE46Aが420cd/平方メートル、UE55Aが380cd/平方メートル、インタフェースは、D-Sub、DVI-D、Display Port、HDMI、コンポーネント/コンポジット。外形寸法/重量は、UE46AがW1,030.4×H585.0×D29.9mm/12kg、UE55AがW1,221.8×H692.7×D29.9mm/16kg

UDシリーズ

UDシリーズは、マルチスクリーン構築時のベゼル幅は、5.5mmの薄型ベゼルで、55型のUD55Aを新たに追加。短時間設置を実現するインターロッキングディスプレイ機構 オプションの専用自立スタンドには、インターロッキング(相互連結)機構を採用し、自立型マルチスクリーンの組立てが短時間ででき、前後に全面折り曲げ設置もできる。

「UD55A」

UD55Aは解像度が1,920×1,080ドット、コントラスト比は3,500:1、輝度は700cd/平方メートル、インタフェースは、D-Sub、DVI-D、Display Port、HDMI、コンポジット。外形寸法/重量は、W1,215.3×H686.1×D96mm/24kg。