アイシェアは8月5日、スマートフォン/タブレット端末でアプリをダウンロードしたことがある20代から50代の男女1,871名を対象に実施した「企業アプリの利用状況」の調査結果を発表した。

調査対象のメインのアプリ利用端末のOSは「iOS」が62.5%、「Android」が37.5%。

企業が提供しているアプリの利用の有無を尋ねたところ、全体の74.1%が「ある」と回答した。メインのアプリ利用OS別では、Androidが66.2%のところ、iOSは78.9%と12.7ポイント上回っていた。

企業が提供するアプリを知ったきっかけは、App Store、Android Marketといった「公式アプリサイト(71.0%)」がトップになった。これに、「アプリレビューサイト(44.6%)」、「アプリ提供企業の紹介ページ(29.9%)」、「個人ブログ・SNS・Twitter(24.4%)」が続く。

iOSとAndroidでは上位4位の項目は変わらないが、比率に差が出ている。トップの「公式アプリサイト」は、iOSでは68.5%だが、Androidでは76.1%と7ポイント以上高い。対する第2位の「アプリレビューサイト」は、iOSで47.2%、Androidで39.2%となっている。これより、同社はAndroidユーザーの回答が「公式アプリサイト」に集中しており、企業アプリの認知経路として有力な情報源となっているとコメントしている。

ダウンロードしたアプリがきっかけで、アプリを提供する企業の商品やサービスの購入・利用の有無を聞いたところ、「ある」という回答は全体の44.8%だった。メイン利用OSがiOSの人は43.3%、Androidは47.6%といずれも4割以上という回答になった。

ダウンロードしたアプリがきっかけで提供企業の商品・サービスを購入・利用した経験は? 資料:アイシェア