マカフィーは8月1日、インターネットを介して出会った男女が認識の違いから犯罪にまで発展している状況を踏まえ、安全にオンラインで出会いを見つけるために注意しておきたいポイントを同社のブログで紹介している。

同社は、オンラインの交流では「慎重に行動することが極めて重要」としたうえで、5つの注意点を挙げている。

1つ目の注意点は、「登録するサイトは有名なサイトか、友だちが利用しているサイトを推薦してもらう」ことだ。登録した後はしばらく匿名でいるよう推奨している。というのも、誠意を感じられない人や不愉快な人と遭遇した時に身の安全を保つことが容易だからだという。

2つ目の注意点は、相手がオンラインでのやり取りをどうとらえているかを客観的に確認する」ことだ。相手がデートとして見なしているような会話なら、相手はオンラインの回数だけデートしたと考えている可能性があるという。これまでのやり取りから、直接会った時に何が予想されるかを冷静に推測するようアドバイスしている。

3つ目の注意点は「インターネット上に掲載している写真」だ。相手に写真を送る場合は、世界中の人、友達、家族と共有しても問題がない画像かどうかを確認し、1度オンラインに投稿した写真は自分の意志とは関係なく流出する可能性があることを認識すべきと警告している。

4つ目の注意点は「相手に会う時に最善の注意を払う」ことだ。公共の場所で会ったり、友達を連れて行ったりしたうえで、友達連れでも相手の車に乗ることは絶対に避けるよう、アドバイスしている。

5つ目の注意点は、「お金のトラブル」だ。相手が借金を頼んできたり、自分の所持金や貯金について尋ねてきたりしたら、サイトに速やかに報告すべきとしている。オンラインデート詐欺は通常、詐欺師が被害者と親しくなることから始まり、ある程度親しくなった段階で、金銭トラブルに遭っていると言ってくるという。