「スマートコミュニケーター IT-300」

カシオ計算機は、同社の携帯型コミュニケーション端末「スマートコミュニケーター IT-300」が、ユニクロの店舗スタッフ向け端末として採用されたと発表した。ユニクロでは、国内・海外の店舗スタッフが常時携帯していくという。

IT-300は、Windows Embedded Handheld 6.5搭載の携帯端末。落下強度1.5mの耐衝撃性も備え、JIS防沫形(IP54)に準拠している。IEEE802.11b/g準拠の無線LANとBluetooth 2.0のほか、バーコードスキャナも装備する。ディスプレイは、透過型カラーTFT 3.7型Blanview液晶(640×480ドット)で、タッチパネル付き。外形寸法は約W76×D155×H19.6mm、重量は約215gだ。

ユニクロでは、店舗スタッフひとりひとりが「IT-300」を常に携帯することで、商品の詳細情報(カラーやサイズ等)の照会から在庫確認・発注までを、パソコンを用いずに売場で行うという。また、店舗運営に必要な情報を「IT-300」で共有していくことで、コミュニケーション強化・情報力強化も図っていくという。

ユニクロでの利用イメージ

ユニクロでは、今年の9月から国内・海外店舗に「IT-300」の本格的な導入を開始する予定で、世界の店舗で「IT-300」をグローバルでの標準端末として活用していくという。