梅雨に落雷は付き物だが、皆さん、使用しているPCやサーバの落雷対策は万全だろうか? 落雷によって過剰な電流を受けると、PCやサーバが壊れてしまい、それによって保管していたデータがなくなってしまうこともありうる。その時、どう対応するべきか。

バックアップをきちんと取得していれば、そのデータを戻せばよいだろう。しかし、バックアップデータがなければ、何とかして被害にあったPCやサーバからデータを拾い出さなければならない。市販のデータ復旧ツールもあるが、それで復旧できるかどうか。

落雷や停電といったトラブルが発生した際でもデータが救えるよう、小誌は6月29日、データ復旧に関する知識を確認できる「データ復旧検定」を開始した。

「データ復旧検定」のスタートページ

データ復旧検定は、10問の質問について3つの選択肢から正解を選んでいくというもの。質問はあらかじめ用意されている50問の設問の中からランダムで出されるので、1度受けただけでは、データ復旧に関する知識を網羅できないというわけだ。

出される質問をいくつか紹介すると、「携帯のデータも復旧できる?」、「他のデータで上書きされてしまったファイルは復旧できる?」、「暗号化されているデータも復旧できる?」といった具合だ。知っていそうで知らない質問も少なくない。

携帯電話のデータが壊れたら、さて復旧できるのだろうか?

もっとも、PCやサーバは電化製品の一種なので、落雷や停電に限らず、いつ壊れてもおかしくない。自分の大事なデータを守りたければ、データ復旧に関する知識は押さえておきたいものだ。ぜひ、データ復旧検定で、万一の場合に備えておかれたい。