ネットアイキューは6月28日、Active Directoryリソース管理ツールの最新バージョン「Directory and Resource Administrator Advanced Edition 8.6」を発表した。

Directory and Resource Administrator Advanced Editionは、Active Directoryについて、IDの申請や承認、メールボックスの作成、変更、削除、詳細な権限委任による安全な運用、監査のためのログ収集、保管とレポーティングを行うツール。

同製品では、Windowsの管理ツールでは実現できない300種類以上の細分化した権限委任による特権を含む一般担当者の詳細な管理、グループや特定のユーザーといったOU に縛られない管理対象の制限が行えるほか、権限行使対象(グループ、ユーザーなど)の最小化が図れる。

サポート対象OSには、Windows 2008 R2、Exchange Server 2010、Windows 7、Internet Explorer 9も含まれる。

同製品のライセンスは、Active Directoryに登録されたユーザオブジェクトの数以上となるよう、100ユーザーごと1シートの単位で購入が必要で、価格は1シート当たり32万円。ワークフロー機能を省いた場合は1シート当たり25万6,000円となる。

管理者が使用するコンソール。セキュリティ設定や管理対象ドメインの設定をはじめ、ユーザー作成などすべての操作が行える

ユーザーが使用するWebコンソールで、プロパティを表示したいユーザーを選択するために一覧表示しているところ