NTTデータは5月30日、米国ClouderaのHadoop製品「Cloudera's Distribution including Apache Hadoop v3」の販売、同製品に対応したサポートサービスを6月2日から開始すると発表した。

NTTデータは2010年に米国Clouderaと協業を発表し、日本・アジア太平洋地域でのHadoopシステムのさらなる普及を目指しており、「BizXaaS Hadoop構築・運用ソリューション」を提供している。

4月にリリースされたCloudera's Distribution including Apache Hadoop v3は旧版から数百のパッチが追加され、商用システムで利用するための品質強化が行われている。同製品で導入された新機能は、「Hadoopでデータを処理するためのシステム間連携」、「分散型データベースHBaseの採用」、「認証の拡張によるセキュリティ強化」、「GUI管理ツールHueの同梱」など。

同製品の販売とサポートサービスが開始されるのに伴い、「BizXaaS Hadoop構築・運用ソリューション」も強化される。