ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは5月24日、パルソフトウェアサービスと協業し、新たなリモートアクセス管理サービス「SSL MAX(SSL+Matrix Authentication eXtended)」の販売を開始することを発表した。

同サービスは、ウォッチガードのSSL VPNによるリモートアクセスを提供するアプライアンス「SSL 100/560」とクラウド上のワンタイム・パスワード認証を組み合わせることによって、よりセキュアなリモート拠点間の接続を提供するもの。

SSL 100/560

アクセス、アイデンティテイ、システムイベントに関するすべての情報はセントラル・リポジトリに収集されているため、ユーザーやシステムベースの動作を容易に確認できる。

ユーザーが事前に設定した「位置」と「順番」(イメージパスワード)を使って、マトリクス表(アクセスするたびにランダムに表示が変わる乱数表)から、その位置と順番に当てはまる数字を抜き出してワンタイムパスワードとして認識させる、デバイスが不要なマトリクス認証方式が採用されており、ユーザーの利便性と認証の精度が高められている。

デバイスが不要なマトリクス認証方式

同サービスは月額ライセンスのレンタルサービスとして提供されるため、初期投資は不要。また、同サービスのリリースに際し、WatchGuard SSL100/560のiPhone/iPad向け連携モジュールを開発し、近日中に公開する予定。