ネットワールドは、社員個人所有のパソコンからでもリモートで会社のデスクトップ環境を利用可能にする「どこでもお仕事パック」を発表し、5月9日から販売を開始すると発表した。価格は1人当り年間約5万円から。

「どこでもお仕事パック」は、英ストアマジック社の仮想共有ストレージソフトウェア「StorMagic SvSAN」、仮想デスクトップ(VDI:Virtual Desktop Infrastructure)、HP社サーバ、ならびに米フォーティネット社の複合脅威セキュリティアプライアンス「FortiGate-60C」を組み合わせたパッケージ。

ネットワールドは、「StorMagic SvSAN」と仮想化環境(VMware vSphere、VMware View、Citrix XenDesktopの3種類)をプリキッティングしたIAサーバに、初期設定や3年間保守などをパッケージ化した「Smart Virtualization Pack (SVP)」を今年2月に発売している。今回発売する「どこでもお仕事パック」は、上記「Smart Virtualization Pack (SVP)」のうち、2種類のクライアントPCの仮想化(VDI)パッケージである「SVP for Citrix XenDesktop」と「SVP for VMware View」をベースに、ファイアウォール/ルータ/アンチウィルスを備えたVPNを構築するセキュリティアプライアンス「FortiGate-60C」をバンドルしている。

導入構成イメージ

「どこでもお仕事パック」は、「Citrix XenDesktop」搭載モデルが50同時接続で8,193,400円(税別)から、「VMware View」搭載モデルが50同時接続で7,454,900円(税別)からで、いずれも3年間ライセンス/保守費用、初期導入費用を含む。