ジャストシステムは、学校間や教育委員会との情報共有が行える、教職員向けWebアプリケーション型のグループウェア「ジャストコンパス 地域ネット」を、6月1日より発売すると発表した。価格は、センターサーバライセンスが1校あたり50,000円(税別)から、クライアントライセンスが1ライセンスあたり20,000円(税別)。

「ジャストコンパス 地域ネット」は、地域の校務情報を一元管理するセンターサーバに対応し、教育委員会から各学校における管理職の先生への情報伝達や、各学校の先生間のやりとりを支援する。また、学校内の情報共有機能も搭載する。「ジャストスマイル」「ジャストジャンプ」と同じ操作性のため、すぐに使いこなすことができるという。

「ジャストコンパス 地域ネット」の画面

教育委員会から管理職の先生への情報伝達機能としては、教育委員会や各学校の管理職の先生のみが閲覧・書き込みできる「管理職掲示版」を搭載するほか、教育委員会と校長先生が利用できる「校長掲示版」、副校長(教頭先生)までが利用可能な「教頭掲示版」もあり、未読・既読の状態も確認できる。

ポータル画面には、個人の予定と校内・校外の予定をまとめた「今日・明日の予定」、伝言に使える「メモ連絡」、「掲示版」のほか、「メール」の最新情報を常に表示する。

そのほか、CSV形式のインポート/エクスポートができるスケジュール機能、パソコン内の一部領域の暗号化や暗号化したzipファイルの作成ができる「セキュアマイフォルダ」、日本語入力システム「ATOK Pro for Windows」を搭載する。

センターサーバライセンスには、10校で45万円(税別)、50校で200万円(税別)、100校で375万円(税別)、クライアントライセンスには100台を上限に校内の校務用パソコンで使用できる職員室パック(税別40万円)というお得なパックもある。

センターサーバの動作OSはCentOS5.5、クライアントの対応OSは、Windows XP/Vista/7。