日本IBM、23Gbpsの通信を処理可能なネットワークISPの新製品を発表

日本アイ・ビー・エムは4月5日、ネットワークIPSの新製品「IBM　Security　Network　Intrusion　Prevention　System　GX7800」の出荷を開始した。同製品の最小構成価格は3,140万円(税別)。

同製品の特徴は、毎秒最大23ギガビットの通信を処理でき、最大1,250万セッションを同時に処理できる点。

ネットワーク処理専用プロセッサの増強や内部バスの広帯域化など、ネットワーク処理専用モジュールの性能を大幅に改善したことで、ネットワークの遅延を低く抑えながらも同時解析数が向上している。

搭載メモリの使用可能量の拡大や複数のCPUコアを有効活用する、より高度な並列処理を可能にしたプロトコル解析モジュールバージョン2.0を搭載したことで、複雑なプロトコル解析のパフォーマンスが改善している。