NTTドコモは、「@docomo.ne.jp」のメールアドレスが使えるスマートフォン向けISP「spモード」向け「災害用伝言板」を開発した。2011年3月下旬より、spモードの契約者は大規模災害時にドコモ スマートフォンから安否情報のメッセージ登録を行えるようになる。

災害用伝言板は、震度6弱以上の地震などの大規模災害が発生した際に、家族や友人の安否確認ができるサービス。ユーザーは災害時に災害用伝言板にメッセージを登録・閲覧することができる。今回、spモード向け災害用伝言板が開発されたことで、スマートフォンユーザーも大規模災害時に否情報の登録が可能となった。災害時には安否情報のメッセージ登録として、現在の状態を「無事です。」「被害があります。」「自宅にいます。」「避難所に居ます。」の4つから選択して通知できる。さらに、全角100文字以内のコメントを入力することも可能だ。対応機種はspモード対応機種。BlackBerry Bold 9700、BlackBerry Curve 9300でも利用できる。今回のスマートフォン対応に伴い、災害用伝言板は現在の「iモード災害用伝言板」から「災害用伝言板」に名称変更した。

なおNTTドコモでは、1日と15日(毎月)の午前0時から午後11時59分まで、防災週間、防災とボランティア週間、正月三が日(1月1日正午~1月3日午後11時)に「災害用伝言板」の体験サービスを実施している。体験サービスを利用することで、災害発生時に備え、操作手順やサービス内容を確認可能だ。