米Googleは1月26日(現地時間)、同社がタブレット向けに開発を行っているモバイルOSの最新版「Android 3.0 "Honeycomb"」のPlatform PreviewとSDKを公開した。Honeycombでは「Holographic UI」と呼ばれる新しい3D型インタフェースが最大の特徴。マルチコアプロセッサへの対応のほか、HTTP Live Streamingのサポートなど、大画面デバイスでの利用を想定した機能強化が行われている。

Honeycomb搭載タブレットについては1月初旬に米ネバダ州ラスベガスで開催されたInternational CES 2011でMotorola、Samsung、東芝の3社が搭載製品のプレビューを行っており、Android OSが新型UI搭載で大幅にリフレッシュされることが明らかになった。今回のPlatform PreviewとSDKの提供はAndroid 3.0でのアプリ開発とテストを開発者に促すためのもので、新UIのテストや検証が可能となる。なお、Googleでは今回のSDKは最終版ではなく、ここでテスト開発したアプリをAndroid Marketで公開しないよう注意している。SDKの最終版は数週間内にも提供される見込みで、2月中旬前後となりそうだ。