SBIレミットは25日、同社とファミリーマート、ファミマ・ドット・コムの3社が、「Famiポート」が設置してある全国のファミリーマート店舗約8,100店において、SBIレミットが提携するマネーグラム社の世界各国の提携拠点に送金が可能な、国際送金サービスの入金受付を同日から開始したと発表した。
日本国内の規制緩和を背景として開始された国際送金業には、最近のグローバル化の大きな流れの中で、「国際間の小額決済市場の新方法としての需要が見込まれる」(SBIレミット)。
また、日本における外国人登録者数は約218万人(2009年末)で、10年前と比べると40.5%増加し、「在日外国人の生活送金や日本人の海外赴任機会の増加傾向に伴う国際送金サービスへの需要は、ますます高まりを見せることが見込まれている」(同社)。
SBIレミットの「コンビニ国際送金サービス」では、(1)コンビ二ならではの365日受付(サービス時間 : 12時00分~21時00分)、(2)英語、中国語など10カ国語に対応したFamiポート操作画面、(3)入金受付日の翌日13時以降に受取が可能、などの特徴がある。手数料として、送金手数料と入金手数料がかかる。
Famiポートで手続きは、事前にSBIレミットのWEBサイト上で会員登録(無料)の上、送金依頼情報(送金金額、入金窓口、受取人情報)を入力すると、17桁のコンビニ注文番号が発行される。コンビニ注文番号をファミリーマートに設置してある「Famiポート」上で入力し、出力されたレシートをスタッフがレジでスキャンし入金額の受付をして、手続きは完了する。ファミリーマート店頭での1回あたりの入金限度額は10万円となっている。