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IPv4のプール枯渇を予測しているIPv4 Address Reportは、20日現在の推測で、IANAのプールが枯渇する日を2月4日、RIRのプールが枯渇するのを10月17日と見積もっている。IANAの枯渇まであと12日となる。

IPv4 Address Reportの予測日は前後する傾向が見られる。3日前の推測から比べると、一気に1週間ほど予測日が早まったことになる。この数値はあくまでも自動的に計算されている値であり確かなものではないが、状況からみるとだいたい2月中にIANAにおけるIPv4プールが枯渇するのではないかとみられる。

IANA IPv4 Address Space Registryによれば、17日現在でIANAにプールされている残りブロック数は7つ。IPv4の全アドレス空間の2.8%ほど。最後の5ブロックは自動的にAfriNIC、APNIC、ARIN、LACNIC、RIPE NCCに割り当てられることになるため、実質的に残り2ブロックがRIRのどこかに割り当てられることになる。