西日本高速道路、中日本高速道路、東日本高速道路、本州四国連絡高速道路、日本道路交通情報センターは12月3日、今年の年末年始(12月23日から1月4日の13日間)の高速道路での交通集中による渋滞予測と対策を発表した。

年末年始期間の渋滞は、上下線とも1月2日と3日にピーク時10km以上の渋滞が多く発生すると予測されている。回数の予測は、下り線では10km以上が68回でうち30km以上が2回、上り線では10km以上が136回でうち30km以上が7回となっている。

年末年始期間の高速道路における主な渋滞(ピーク渋滞長30km以上)

ピーク日時 道路名 ピーク時の渋滞長 ピーク渋滞時の通過所要時間 渋滞発生区間 渋滞発生場所
1月2日13時 中国自動車道 30km 2時間30分 大山崎JCT→西宮山口JCT 宝塚東TN付近
1月2日18時 東名高速道 45km 1時間50分 御殿場IC→横浜町田IC 大和TN付近
1月2日14時 東名高速道 35km 1時間25分 静岡IC→富士IC 富士川SA付近
1月2日14時 東名高速道 30km 1時間15分 岡崎IC→三ヶ日IC 三ヶ日IC付近
1月2日17時 東名阪自動車道 40km 1時間40分 久居IC→四日市IC 四日市IC付近
1月2日20時 九州自動車道 30km 1時間30分 菊水IC→広川IC 広川IC付近
1月3日17時 東名高速自動車道 35km 1時間25分 御殿場IC→清水IC 富士川SA付近
1月3日17時 東名阪自動車道 40km 1時間40分 久居IC→四日市IC 四日市IC付近
1月3日20時 九州自動車道 30km 1時間30分 菊水IC→広川IC 広川IC付近

混雑対策としては、特に激しい混雑を予測している期間に、「上り坂などでの速度低下注意喚起対策」、「トンネル照明の照度アップによる暗がりや圧迫感の緩和」、「渋滞後尾への追突注意喚起対策」、「休憩施設などでの駐車場整理員の配置」、「臨時トイレの設置」、「大型車駐車ますの確保」などが実施される予定。

上り坂などでの速度低下注意喚起対策

トンネル照明の照度アップによる暗がりや圧迫感の緩和

渋滞後尾への追突注意喚起対策

休憩施設などでの駐車場整理員の配置

臨時トイレの設置

大型車駐車ますの確保