NTTコミュニケーションズ、NTTレゾナント、foo.logは11月22日、「健康増進アシストサービス(仮称)」を開発したことを発表した。2011年1月をめどに共同実証実験を開始する。

同サービスは、食事/運動のコンシェルジュ機能により、個人の健康な生活習慣をサポートしようというもの。NTTコミュニケーションズの「ユーザーのライフログ(生活習慣データ)をクラウド上で保管/分析することにより、ユーザーの生活をより楽しく便利で快適にするサービスを提供していく」という構想の下に開発されたという。

中心となるのは、食事写真からカロリーを自動で推定算出する機能と、ウォーキングなどによるカロリー消費量を自動で算出する機能。前者は、foo.logの食事画像解析システムによるもので、画像からカロリーの算出や類似メニューの表示が行えるほか、主食/副菜/主菜/牛乳・乳製品/果物といった「食事バランスガイド」上の区分や量を自動推定することもできる。一方、後者は、位置情報や加速度情報により運動量を推定し、カロリー消費量を自動で算出/登録するというもので、食事のカロリー算出機能とともにクラウド上でデータを蓄積し、摂取カロリーと運動による消費カロリーのバランスを確認することができる。

このほか、健康管理機器(体重計/歩数計など)と連携して簡単に体測値データを登録できる機能や、食事(摂取カロリー/栄養素)や運動履歴、体測値データ、位置情報などを基にお勧めレシピやエクササイズをタイムリーに提案する機能、さらには、ライバル比較機能、ビフォー/アフター比較機能、ソーシャル機能なども追加される予定になっている。

「健康増進アシストサービス(仮称)」の概要