NECと日本オラクルは11月16日、バックアップ用ストレージに格納するデータを大幅に圧縮してバックアップ業務を効率化する「データベース超圧縮バックアップソリューション」の提供を開始した。

同製品は、NECのストレージ製品「iStorage HSシリーズ」と日本オラクルのデータベース製品「Oracle Database 11g」のデータ圧縮技術「Oracle Advanced Compression」を組み合わせたもの。

NECのストレージ「iStorage HS8-20S」

iStorage HSシリーズが有する重複排除技術「DataRedux」とOracle Database 11gのOracle Advanced Compressionを連携させることで、バックアップ用ストレージに格納するデータ容量を約6分の1に圧縮するとともに、バックアップに要する時間を約2分の1に短縮することが確認されている。

同ソリューションはOracleのデータベースに限らず、複数のサーバを利用している環境のバックアップでも活用することが可能だ。