米Verizon Wirelessと米Motorolaは10月5日(現地時間)、Flash Player 10.1をサポートするAndroid 2.2を搭載したスマートフォン「DROID PRO」を発表した。「初のビジネス利用に最適化したAndroidベースのスマートフォン」とアピールしている。

DROID PROは3.1型のタッチディスプレイの下にQWERTYキーボードを装備した入力重視のデザインになっている。ExchangeメールおよびGmail for business、企業ディレクトリーのルックアップおよびエンタープライズ向けの統合カレンダー(Google Calendarと同期)をサポートする。Quickoffice Mobile SuiteによってWord/ Excel/ PowerPointを含むドキュメントの閲覧・編集・共有が可能。AuthenTec IPSec multi-headed VPN、デバイスとSDカードのリモートワイプ、高度なパスワード設定などセキュリティ機能が充実している。また2011年前半にはデバイスおよびSDカードの暗号化を実現するという。Wi-Fi機能を通じて、最大5台のWi-Fiデバイスとインターネット接続を共有できる3G Mobile HotSpot、DNLA接続を利用可能。グローバル対応となっており、世界220カ国以上の音声サービス、200カ国以上のデータサービスに接続できる。

プロセッサは1GHz動作。ストレージは内蔵メモリが2GB、また2GBのSDカードが付属する。背面にLEDフラッシュ付き500万画素カメラを装備。数週間中に米国のVerizonストアで発売開始になる予定だが、現時点で価格は未定となっている。