東京海上日動あんしん生命保険は1日、『長生き支援終身(正式名称 : 5年ごと利差配当付低解約返戻金型終身介護保険)』を、2010年11月2日から発売すると発表した。また、新商品の発売を機に、新サービスを開始することも併せて発表した。

日本では2007年に、高齢者(65歳以上)数が総人口の21%以上を占める超高齢社会となった。高齢者の増加とともに、要介護者数も増え続け、「老老介護」「遠隔地介護」といった社会問題が顕在化している。東京海上日動あんしん生命では、このような社会環境の中、「顧客に安心して長生きしてもらえるよう、一生涯の死亡・高度障害保障に加え、介護リスクにも対応した『長生き支援終身』を開発した」(同社)。

健康で長生きした場合、80歳・85歳・90歳時に「健康祝金」を支払う。例えば、保険金額500万円で契約の場合、80歳時、85歳時は各25万円、90歳時は100万円を支払う。

また、死亡・高度障害保障に加え、公的介護保険制度に連動した介護保障を提供。介護が必要になった場合、自宅の住宅改修費用(※)や有料老人ホームの入居一時金等の経済的負担が特に大きくなることを踏まえ、保険金額全額を一時金で支払う。

※ 公的介護保険制度の住宅改修費用の支給額は20万円(上限)となっている

さらに、3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)が原因で所定の疾病状態になった場合、将来の保険料払込が免除される、3大疾病保険料払込免除特則を希望に応じて付加できる。

また、東京海上日動あんしん生命では、新商品の発売を機に、脳血管疾患(脳卒中)の早期発見のための「脳ドック優待サービス」や、所定の介護状態になった場合に、経験豊富なケアマネジャーが自宅を訪問して、直接相談を受けるサービスも開始する。

『長生き支援終身』商品の特長