慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所は8月26日、日本電気C&Cイノベーション研究所の協力の下、クラウドソーシング型未来構想「ミライ・ツイート・カンパニー」の社会実験を8月30日より開始すると発表した。

ミライ・ツイート・カンパニーのWebサイト

今回の実験は、未来の生活像やサービス利用シーンを、一般からの投稿を集約するかたちで描き出そうというもの。具体的には、未来の情報技術やサービスを構想する架空のリサーチ会社「ミライ・ツイート・カンパニー」をネット上に設置、一般参加者に同社の社外"プランナー"という立場で未来の暮らしをイメージしてもらったうえで、それをTwitterや専用Webサイトから投稿してらもらう。

実験期間は3つに区切られ、最初の2フェーズに関してはそれぞれ「未来への期待や願望を収集」、「未来の価値観やニーズに対するアイデアを収集」というテーマが設けられている。@MJ_hotaruと@MJ__shogoの2人のファシリテータからテーマに関連するお題が出され、参加者がそれに答えていくというかたちで進められる。実験終了後には、参加者のアイデアを基に作成した未来のイメージを電子書籍としてオンライン公開される予定になっている。

実験はだれでも自由に参加可能。参加方法は、@MJ_hotaruと@MJ__shogoをフォローしたうえで、両者から出されるお題に対して自身のアカウントからアイデアをつぶやくだけ。専用Webサイトからの投稿も、投稿者のTwitterアカウントと連携させるかたちになっており、投稿の内容は自身のTwitterライムライン上にも反映されるという。