LGエレクトロニクス・ジャパンは、従来の冷陰極管に比べ、平均40%の低電力化を図り、水銀、鉛フリーの環境に配慮した「超解像技術」搭載の液晶ディスプレイ「E2750VR」を、8月末より発売すると発表した。価格はオープンで、店頭予想価格は、35,000円前後。

「E2750VR」

超解像技術とは、画像の解像感を強調し、エッジ部分や細部をクリアに表示する技術。超解像の度合いは3段階設定となっている。

「E2750VR」は、今年4月から発売を開始したE50VRシリーズの中で最も大きなパネルサイズとなっており、従来の超解像技術では難しかった、解像度が補正されすぎたために発生するエッジ付近の白い浮き上がり(白浮き現象)を抑制するシュートコントロール技術を搭載している。そのほか、ランダム・ノイズ低減や画像の乱れを抑制する、ノイズブロック技術も搭載する。

最大解像度は1,920×1,080ドット、輝度は250cd/平方メートル、コントラスト比は5,000,000:1(DFCオフ時は1,000:1)、視野角は垂直160度、水平170度、応答速度は5ms。インタフェースは、D-Sub、DVI-D(HDCP対応)、HDMIの3系統。外形寸法はW652.0×H496.2×D232.0mm、重量は5.4kg。