NTTドコモは29日、同社が2010年12月から提供予定のLTEのサービスのブランドを「Xi(クロッシィ)」に決定したと発表した。

Xiは、様々な人、物、情報が有機的につながり、新たなイノベーションを引き起こしていくことを表現。Xは「人、物、情報のつながり」や「無限の可能性」、iは「イノベーション」や「私」を意味しているという。

Xi(クロッシィ)のロゴマーク

同社はこのほか、Xiの文字をモチーフとしたロゴマークも発表。ロゴマークでは、「つながり」を直感的に感じさせるXとiが一体となったデザインを採用し、そこから生まれる無限「∞(インフィニティー)」の可能性を表現しているという。

Xiでは、FOMAの通信速度の約10倍となる下り最大75Mbps(サービス開始当初)の通信が利用できるサービス。ただし、下り最大75Mbpsの通信は一部主要屋内施設のみで提供され、その他のエリアは下り最大37.5Mbpsでの通信となる。対応エリアは東名阪地域から開始し、県庁所在地級の都市、その他の地域へと順次拡大する。なお、対応端末や料金体系については、決定があり次第通知するとしている。