ドラマ『三代目明智小五郎』(MBS・TBS系)に出演した田辺誠一、小池里奈らが26日、都内にて同作のDVD-BOX発売記念イベントに出席した。

『三代目明智小五郎』のイベントに出席した田辺誠一、小池里奈、田中要次。「この模様はUSTREAMを通じて全世界に配信されます」と告げられた3人は、「本当に!?」と驚きつつ、「南アフリカに向けて話せばいいんですよね(笑)」と冗談も飛ばした

名探偵明智小五郎の末裔である明智中五郎(田辺)と、彼を支える小林めぐみ少女(小池)を中心に、毎回ゲストを招いて一話完結型のストーリーが展開される同作。2人は登壇するなり、「今日はお忙しい中、『三代目明智小五郎』まつりへ来て下さり、ありがとうございます! このイベント、面白くなかったらすみません(笑)」と声を合わせて挨拶した。主演の田辺について、「お若いですよね。キャピキャピしていて18歳みたい(笑)」と小池がコメントすると、田辺は「"お"がつくと年寄りっぽいなあ……」と苦笑い。だが、各ゲストの演技がスクリーンに映し出された後で、田辺が突然、「(演技が)濃いですね~。ヴェルチ!」と"オヤジギャグ"を言い出し、小池を困惑させる一幕もあった。

「三代目明智」こと明智中五郎(田辺)は、真面目だが推理能力のない"ダメ探偵"で、彼に仕える小林めぐみ(小池)からもダメ出しされる始末。そんな彼の周りで次々と怪事件が発生するものの、毎回必ず冒頭で殺されてしまい、中五郎は自身の生き残りをかけて犯人探しをスタートさせることに――

撮影に関して、小池は第1話ゲストの要潤に劇中でビンタされたことに、「いままでビンタされたことがなくて、本当に痛いんだなと思いました。私が寝ている設定なのに、痛くて目が開きそうだったんですよ」。要が役柄のために付けた金歯も印象深かったようで、「最初は数本だけの設定だったのに、最終的に全部金歯になって、すごく神々しかったです」と語り、観客を笑わせていた。

高田刑事役の田中要次も登場して行われた質疑応答では、明智中五郎が毎回冒頭で死ぬことにちなみ、観客から「皆さんの理想の死に方は?」と質問が。これに田辺が「やっぱり痛くないのがいいですよね。あと家電製品が好きなんだけど、感電して死ぬのは嫌だなといつも思うんですよ」と答えると、田中からは「子供のときに、豆電球をコンセントに入れたらどれだけ光るんだろうと思って、実際に試して吹っ飛んだことがあります」と衝撃のエピソードが。一方の小池は、「ハイテンションのまま死にたいですね。死ぬって予感が全然ないのに、『このタイミングで!?』みたいな(笑)」とコメント。これには田辺も、「お若いですね……」と苦笑いだった。

『三代目明智小五郎DVD-BOX』(4枚組 11,970円 販売元:ポニーキャニオン)は8月4日発売。ドラマ本編のほか、インタビューや現場オフショット集、未公開映像集などが特典映像として収録される。