新生フィナンシャルは8日、20~50代の1,000人のサラリーマンを対象に「2010年サラリーマンの小遣い調査」結果を公表した。平均小遣い額は3年連続で減少し、持参弁当で出費を控えたり、外食費を抑えたりするなど、生活防衛や節約の努力が続いている様子が浮き彫りになった。

サラリーマンの平均小遣い額は前年比5,000円減の40,600円で、3年連続の減少となった。昨年から今年にかけての昇給の有無は、56.8%が「なかった」と回答。昇給が「なかった」が「あった」を逆転した前年の比率をさらに上回った。

小遣いの使い道として、歴年ほぼすべての年代が一番にあげる「昼食代」は500円で、前年よりも90円の大幅ダウンとなった。昼食代は2001年の710円から減少傾向が続き、今年は過去10年間で最も低い金額に。1週間の昼食回数を5回としたときの形態を聞くと、「弁当持参」が1.5回で前年の1.3回を上回り、「コンビニなどの弁当」「社員食堂」「外食」をおさえ、前年に引き続きトップの座を維持した。

お昼の「外食」の頻度は前年の1.1回から0.9回に減少。また、アフター5の飲食についても、前年の1カ月に3.3回から2.9回に減少し、こちらも3年連続ダウンとなった。1回当たりの飲み代も、今年は前年より1,000円近く下がり4,190円。同社は「長引くデフレ傾向の中で昼食代、飲食代そのものの値段が下がったことが考えられるとともに、サラリーマンの節約志向がいっそう強まった結果といえるかも知れません」と分析している。