Oracleの100日リリースはじまる、JavaFX 1.3登場

JavaFXの最新版となるJavaFX 1.3が公開された。JavaFXはJava実行環境を使ってRIAを開発するためのプログラミング言語。TIOBEプログラミング言語インデックスではJavaとは別の言語として集計されており、割合の上では少数ながらも、今後も増える勢いをもっている。JavaFX 1.3の新機能などはJavaFX 1.3 Released, Improves User Experiences : JavaFX Blogにまとまっている。

JavaFX 1.3それ自身のリリースが新機能の追加や改善が実施された注目のバージョンだが、The Aquarium: JavaFX 1.3 SDK - New Features and a 100d Releaseにおいてこのリリースが100日リリースの一環だという説明がされていることが興味深い。

100日リリースはOracleがSun Microsystemsの買収を完了させてから100日目をめどに、これまでSunのポートフォリオだったプロダクトをOracleのプロダクトとしてリリースすることをさしている。著作権表示やロゴなど、関連する文書やデータがOracleのものへ置き換わる。今後リリースされる元Sunのプロダクトは、このタイミングで軒並みOracleのプロダクトとして再出発することになる。