「bccksbunko」(ブックス文庫)Webサイトより

BCCKSは(ブックス)は、Web上に作られた本を実際の紙の本に出版できる「bccksbunko」(ブックス文庫)のシステムで作られた、100人の著者による100冊の文庫本を発行する「天然文庫の100冊」第一弾の先行発売を開始した。

bccksbunkoは、Web上に作られた本を、実際の紙の本に出版できるサービスとして、この春にリリース予定。1冊でも100冊でも、文庫本と新書版がオンデマンド印刷で刷られ、ユーザーの手元に届けられるというもの。1冊あたりの料金は、モノクロ48ページの文庫本で525円。

今回発売された「天然文庫の100冊」は、bccksbunkoのシステムで作られる最初の試みで、文筆家、編集者、写真家、ペインター、アーティスト、デザイナー、建築家、ミュージシャンなど、様々な分野の100人の著者による100冊の文庫本を隔月で8冊ずつ12回、2年かけて発行していく。

なお、天然文庫は1冊一律200円の著者印税と100円の編集印税が設定されており、著者と編集部に振り込まれるシステムを構築。

天然文庫100冊の第一弾著者の顔ぶれは、岡田利規、川内倫子、五木田智央、五所純子、サマタ マサト、寺尾紗穂、ノニータ、花代となっている。購入はBCCKSのWebサイトより上、もしくは携帯電話から購入可能。