「アルスエレクトロニカ2001『Take Over』公式プログラム表紙」イラストレーション:金子ナンペイ

2月2日より、東京都現代美術館にてメディアアートの世界的祭典「アルスエレクトロニカ」の30周年を記念した、日本のアート&テクノロジー、メディア芸術領域の特集展「サイバーアーツジャパン--アルスエレクトロニカの30年」が開催される。

1979年以来、毎年9月にオーストリア・リンツで開催されている世界最大の電子芸術フェスティバル「アルスエレクトロニカ」は、アルスエレクトロニカ・センター(美術館)、フェスティバル、グランプリ、フューチャーラボという4つの柱を通して、デジタルアートとメディアカルチャーの国際的拠点を形成。

同展は、冨田勲、坂本龍一+岩井俊雄、明和電機ら多数の受賞や参加によって日本と深い絆で結ばれているアルスエレクトロニカの30周年を記念し、フェスティバル参加作品群を中心に、芸術、科学・テクノロジー、社会を結ぶ新たな可能性を探る。

明和電機「明和電機のナンセンス楽器」(C)YK/MD

真鍋大度「Copy Visualize Instrument」(C)Daito Manabe

スズキユウリ「Physical Value of Sound」(C)Yuri Suzuki

また、30年の歴史を物語る貴重な映像や作品資料を初めて展示。約25プロジェクト・50作品による展示は複数のパートで構成されており、歴代受賞者らによる展示のほか、アルスエレクトロニカ・センターとの企画連携(デバイスアート展)、リアルタイムでリンツと東京を結び、Museum of the Future(未来の美術館)を考え、解体再構するネット・プロジェクトも試みられる。

さらに、文学作品の視覚化、デジタルパブリックアート、宇宙芸術などのハイブリッドな新領域を題材に、話題のメディア芸術/メディアアートが呈示される。

出品作家は、岩井俊雄、明和電機、八谷和彦、平野啓一郎+中西泰人+森野和馬+ケンイシイ、池田亮司、真鍋大度、エキソニモ、スズキユウリなど。展覧会の公式Webサイトはこちら

「サイバーアーツジャパン--アルスエレクトロニカの30年」

会場 東京都現代美術館企画展展示室地下2階・アトリウム
会期 2月2日(火)から3月22日(月)
開場 10時から18時
休館 月曜・3月22日は開館
入場料 一般1000円、学生・65歳以上800円、中高生500円