日立システムアンドサービス(日立システム)は、普段のライフサイクルを振り返って見直してみようというイベント「100万人のキャンドルナイト」に合わせ、12月22日の冬至の日に、ライトダウンキャンペーンを実施する。
「100万人のキャンドルナイト」は、明治学院大学教授の辻信一氏や大地を守る会会長の藤田和芳氏ら8名が呼び掛けに人になって2003年より始まった、夏至と冬至の日の午後8時から10時までの2時間、電灯を消してろうそくで過ごそうというイベント。ろうそくのあかりの下で、普段のライフサイクルを振り返って見直してみようというのが主旨だ。
同社では、この運動が地球環境問題や温暖化対策を身近に考えることにつながるとして、2009年から参加している。
今年の夏至の日(6月21日)と七夕の日(7月7日)には、環境省主導のイベントである「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」に賛同し、照明の消灯運動を実施している。
今回のライトダウンキャンペーンでは、ワーク・ライフ・バランスの取り組みのひとつとして、冬至の日を定時退勤の推奨日とし、オフィスの消灯を推進する。また、「100万人のキャンドルナイト」に合わせ、従業員に家庭での照明や電化製品の消灯を呼びかけるほか、20時から22時までの2時間、JR品川駅構内の看板照明の消灯も実施する。
また、従業員のエコ意識の向上のため、事前に社内SNSに専用ブログを設置し、社会における環境への取り組みや自らとの関わりについて、従業員同士が語り合う場を設けたほか、環境問題やCSRに関する理解度を競うクイズを全従業員を対象に実施するという。