短縮URLサービスのbit.lyがプレミアサービス「bit.ly Pro」を発表した。短縮URLのカスタマイズが可能。New York Times紙が「nyti.ms」で始まる短縮URLで記事へのリンクを提供するなど、独自ドメインの短縮版のように活用できる。

bit.ly Proのカスタム短縮URLは、通常のbit.lyの短縮URLと同様に機能する。たとえば末尾に"+"を付けるとWebページ共有の統計情報にアクセスできる。bit.lyはまた、ネットワーク(Twitter、Facebook、MySpaceなど)やサービス(Eメール、SMS、IMなど)を通じたWebコンテンツの配信状況をリアルタイムで示すダッシュボードを、Webパブリッシャ向けに用意した。

Publisher dashboard

現在bit.ly Proは無料のベータプログラムとして、AOL、Bing、New York Times、TechCrunch、Wall Street Journalなど、一部の大手Webパブリッシャとブロガーに提供されている。bit.lyは今後、段階的にベータプログラムの提供範囲を拡大していく予定で、bit.ly Proのページで参加希望を受け付けている。