東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)グループのJR東日本ウォータービジネスは12月8日、Suica対応自販機の導入を街中に広げるため、新たな電子マネー自販機プラットフォームを開発したことを発表した。

駅構内(エキナカ)に配置されているSuicaで購入が可能な自販機は現在約5,500台あるが、Suicaによる決済率が平均で40%弱に増加しているという。

ウォータービジネスが開発した電子マネー自販機プラットフォームは、マーケティングの機能を有するセンターサーバと、センターサーバに対応したIC ユニット 「VT-10(ジェイアール東日本メカトロニクス」で構成され、Suica以外の交通系電子マネーにも対応する。

電子マネー自販機プラットフォームの仕組み

マーケティング機能により時間帯別の売れ筋商品を把握し、顧客のニーズに合った商品を提供することが可能になる。また、自販機在庫確認機能では、離れた場所から通信でリアルタイムに在庫を確認して、スピーディーな商品補充を実現する。

今後、、アサヒ飲料、伊藤園、大塚製薬、キリンビバレッジ、サントリーフーズの各メーカーに Suica自販機の導入が開始される。