「森のめぐみのデザインスクール&コンペ」公式Webサイト

港区は、間伐材活用を積極的に推進する「森のめぐみのデザイン運動」をスタート。その一環として、「森のめぐみのデザインスクール&コンペ」を開催。現在、30名のスクール参加者を募集中。more treesブランドで製品化も。〆切は、12月12日。

人工林を森として大切に育て、守っていくためには人の手による「間引き(間伐)」をはじめとした手入れが不可欠であり、またその課程で生まれる間伐材の消費が重要課題となっているという背景を受け、港区は「みなと区民の森」の整備、区民の森から伐り出された木材を利用した「港区立エコプラザ」の誕生など、日本の森を再生する運動を取り組みを開始した。

みなと区民の森

港区立エコプラザ

森のめぐみのデザインスクール&コンペは、参加者を30名に限定し、木のことを学びながらオリジナルの家具作りにチャレンジするというもので、同時に、国産の木材への興味や理解を深めてもらうためのイベント。スクールでは、間伐材に関する勉強をはじめ、デザイナー、清水慶太氏や熊谷有記氏によるデザイン講座などを受講。また、坂本龍一氏が立ち上げた森林再生活動団体「more trees」の強力により、受賞作品の一部をmore treesブランドとして製品化される可能性があるとのこと。

応募者は、エントリーシートにオリジナル家具のデザインアイデアを記入し、事務局に送付。審査を通過した人が、スクールの参加資格を得ることができる。なお、参加資格は港区と繋がりがある人が条件、とのこと。

同イベントの詳細や、参加資格、エントリーシートのダウンロードは公式Webサイトより。応募締切は12月12日必着。