マグレックスは、Web制作現場で活用されることを意識して制作されたコンテンツ管理システム(CMS)「tsumiki2.0(ツミキニーテンゼロ)」を11月18日より販売開始した。

tsumiki2.0は、ASPでエンドユーザ向けに提供されている従来のTSUMiKiとは異なり、サーバインストール型のCMS。TSUMiKiで培ったノウハウを活かし、Web制作会社向けに開発されたという。

tsumiki2.0では、サイトのデザインを効率的にガイドすることが可能。デザインテーマジェネレータやレイアウトユニット、Flashやメニュー、表などを編集する各種エディタ、プラグインの登録機能など、WebデザイナーをはじめWeb制作の現場にとって、「使いたくなる・使いやすい」CMSの実現を目指したという。

マウス中心の操作で直感的にプレビュー状態のものを直接編集可能。汎用性の高いレイアウトの組み合わせ(タイトル+本文+画像など)もセットしてユニットとして用意されているなど、初心者でも使い易い配慮がなされている。また、FlashエディタでFlashメニューを生成。ローカルのフォントを使用可能。カラム幅の固定やセルレベルのスタイル設定、テーブルデザインエディターで表を作成可能など、使いやすさにこだわり開発されている。自作ユニット、エディタプラグインの登録も可能。多言語対応を前提に設計されているとのこと。また、サイト管理、ユーザ管理、承認ワークフロー、公開スケジュール機能等を搭載。

tsumiki2.0の動作環境はサーバOSがLinuxを含むUNIX系OS、Mac OS X。WebサーバはApache 2.0.52以上(mod_rewrite 必須)。データベースはMySQL4.0 以上。PHP 5.2 以上(php アクセラレータ推奨 ※すべてのディレクトリで、phpの実行が可能であること)。クライアントはOS windowsXP/VISTA/7、Mac OS X。ブラウザ:IE7以上(最新の状態)、Firefox3.5以上。価格はWeb制作会社向け「Creative Edition」が21万円(1ユーザ)、更新作業を行なうクライアント向けの「Editorial Edition」が6万8,250円(5ユーザ)から。

なお同製品の発売に伴い、マグレックスでは、Web制作会社限定でtsumiki2.0の無償版を500本限定で配布する。また、同製品に関するセミナーを順次開催予定とのこと。