コナミデジタルエンタテインメントより、2009年9月3日に発売されたニンテンドーDS向けコミュニケーションゲーム『ラブプラス』の販売数が、発売後約2カ月たった11月現在で、15万本を突破した。

発売後約2カ月で15万本を突破したDS『ラブプラス』

一般的に「恋愛ゲーム」といわれるジャンルでは、5万~6万本の販売本数が平均的といわれる中、『ラブプラス』は発売後1カ月で9万本を突破。さらに発売2カ月をこえた現在、販売本数15万本という驚異的な数字を叩き出している。

発売当初より、店頭やamazonでの在庫ゼロという状態が続き、amazonランキングでも常に上位をキープ。「ときめきメモリアル」シリーズでおなじみのコナミデジタルエンタテインメントからの新作ということでも高い注目を集めていたが、ヒットの要因について、コナミデジタルエンタテインメントではさらなる分析を進めているようだ。

■「ラブプラスライフ」で人生を変える男達急増!?
コナミデジタルエンタテインメントが20代の男性500名に行ったリサーチでは、64%が自分は「草食男子」と認める結果となった。そのうち実際に彼女が必要だと思っている男性は62%。やはり草食男子と言えども「女の子と付き合いたい」という願望は強いようだ。

しかし一方で、ゲームの中で恋愛を楽しむことを「アリ」だと回答したのは42%で、バーチャルと現実の両方において"女の子と付き合いたい願望"が高い。そんな「草食男子」を虜にしている『ラブプラス』は、「告白されてから本格的にゲームがスタート」し、カップルとなりデートを重ねることがメインとなるため、"永遠のラブスパイラル"にはまることが可能。また、登場人物の女の子と「一緒に過ごしている気分をリアルに味わえる」という"リアルタイムクロック"機能は、「現実世界」と「ラブプラスの世界」が同じ時を刻むというもので、より、現実とバーチャルの境目がぼやけてくる構造となっている。

そんな現実とバーチャルを越えた世界「ラブプラスライフ」に生きることで、現実もバーチャルも幸せな人生に変えてしまうツワモノ達が急増中! とのことだが……。

・「彼女がいない歴=年齢のオレにはいい予行練習になる」
・「(ラブプラスの)彼女に励まされて、(現実の)バイトに受かりました!」
・「これまでの人生の中で今が1番幸せ。すべてコナミ様のお陰です」
・「奥さんと付き合い始めの頃を思い出させてくれる偉大なゲームです」

男達の人生に新たな価値を与え、「社会現象」をも起こしつつあるDS『ラブプラス』には、これからもさらなる注目が集まりそうだ。

ゲームタイトル ラブプラス
対応機種 ニンテンドーDS
ジャンル コミュニケーション
発売日 2009年9月3日 (発売中)
価格 5,800円
CEROレーティング C (15才以上対象)
(C)2009 Konami Digital Entertainment