|
「Web給金帳 V3」 |
インターコムは、給与や賞与の明細を電子化してパソコンや携帯などに自動配信するパッケージソフト「Web給金帳」の最新版「Web給金帳 V3」を発表した。
Web給金帳では、PCや携帯のほか、リコーの複合機「imagioシリーズ」や富士ゼロックスの複合機などに給与・賞与明細、源泉徴収票を出力できる。
これは、2007年1月に改正された所得税法により、給与明細書や賞与明細書、源泉徴収票の電子配付が法的に認めらたことにより、可能になっている。これにより、専用明細書の用紙代や専用プリンタのトナー代、保守費用、明細書の郵送費などの物的コスト、給与明細書の作成・配付作業にかかる人的コストの両方を削減できる。
給与データは、市販の給与計算ソフトと連携し、取り込むことができ、対応ソフトは、『給与奉行』、『PCA給与』、『給与大臣』、『弥生給与』、『EXPLANNER/Ai』で、「Web給金帳」のエンタープライズ版であればCSV形式のものも取り込むことができる。
最新版のV3では、導入のしやすさと操作のわかりやすさを更に向上させるため、初期導入時の設定方法や給与明細書配付時の操作方法などを前バージョンから改善し、画面デザインも一新した。
|
Web給金帳 V3メイン画面 |
また、複数人の管理者パソコンでの操作への対応、セキュリティのため不正操作を追跡可能にした操作ログ機能の強化など、実際の利用場面で要望の高い機能の追加を行った。
また、正社員とアルバイトなど、月内の異なる複数の明細配布にも対応した。
価格は、給与奉行、PCA給与、PCA給与、弥生給与、EXPLANNER/Aiの各給与ソフトに対応し、メール配信とWeb閲覧に対応した商品は36万7500円から(100クライアント)、メールのみ対応の場合は23万1000円から(100クライアント)となっている。
販売開始は11月25日を予定している。
