ライブドアは29日、大学など各教育機関施設を対象とした公衆無線LANサービス『livedoor Wireless アカデミック ソリューション』の提供開始を発表した。導入第1弾として、早稲田大学 西早稲田キャンパスでの利用が開始された。

livedoor Wireless アカデミック ソリューションは、大学などの各教育機関施設において公衆無線LAN網の整備・運用を行なうサービス。公衆無線LAN網の構築には、ネットワーク機器の購入や設置、認証システム、セキュリティの確保などが必要となるが、これらのノウハウを持たない教育機関に対し、公衆無線LANサービス「livedoor Wireless」で実績を持つライブドアが支援を実施する。教育機関側は費用・人的コストの削減が可能になる。

導入第1弾として、早稲田大学 西早稲田キャンパス(理工学部)でインフラ整備を実施。外部来場者や学生向けのオープンネットワークを構築した。キャンパス外でも、livedoor Wirelessの提供エリア内で同一IDにおける接続が可能になる。同大学における公衆無線LANの活用について、同社 ネットワーク事業部の白倉章照マネージャーは、「livedoorが提供しているブログなどの各サービスとの連携も提案していきたい」。livedoor Wirelessは首都圏を中心に約2,300カ所で提供。今後は全国規模での展開も予定している。