日立製作所は10月28日、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」、サーバ「HA8000シリーズ」において、Windows Server 2008 R2を搭載したプレインストールモデルを製品化し、10月30日から販売開始することを発表した。

Windows Server 2008 R2に対応したのは、BladeSymphonyの小型高集積モデル「BS320」、ハイエンドモデル「BS2000」、日立サーバ仮想化機構「Virtage」、日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」、日立エコロジーサーバ「HA8000-esシリーズ」 。

BladeSymphony BS320シャーシ(左)とHA8000 RS220(右)

BladeSymphonyで標準搭載している同社独自のサーバ仮想化機構「Virtage」による仮想化環境でも、Windows Server 2008 R2を利用することが可能だ。

また、OS利用に伴う仮想化ライセンスを無制限に利用できる「Windows Server 2008 R2 Datacenter」を搭載したバンドルモデルも販売が開始されるため、仮想サーバを追加するたびにライセンスを購入する必要なく、コストを抑えながらサーバ統合を実現できる。

価格は、BS320標準サーバブレードが41万4,750円から、BS320HDD拡張サーバブレードが51万9,750円から、BS2000サーバブレードが677,250円から、HA8000シリーズが42万1,050円から、HA8000-esシリーズが52万3,950円から(いずれも税込)で、出荷は11月30日から開始される。

同日、 ブレード型PCのクライアントブレード「FLORA bd500」では、「Windows 7」をプレインストールしたモデルの販売が開始された。価格は11万3,400円(税込)からで、出荷は11月27日より開始される。

FLORA bd500