「Performance Acceleration Module II(以下PAM II)」

ネットアップは、ストレージシステムのデータ処理を高速化するアクセラレータの新製品「Performance Acceleration Module II(以下PAM II)」を10月13日より提供開始すると発表した。

PAM IIは、データの読み込みを高速化するためのキャッシュメモリーを搭載したアドオンカードで、同社のFASシリーズおよびVシリーズに組み込んで使用する。

同製品では、キャッシュ容量を従来の16GBから、256GBおよび512GBまで拡張。複数枚実装することで1台のストレージシステムあたり最大4TBまで拡張できる。

PAM IIは、従来製品で使用していたDRAMの代わりにSLC(Single Level Cell)Flashメモリーを実装することでキャッシュ容量を拡張した。

同社では、搭載するディスクドライブを最大50%削減しても同程度のI/Oスループットを維持することができるとしている。

参考価格は、256GB版が765万円(税別)、512GB版が1530万円(税別)となっている。