Ruby高速環境、さらに高速化

    後藤大地  [2009/09/30]

    Phusion, The Computer Science Company

    Phusionは29日(米国時間)、高性能Ruby実行環境の最新版となるRuby Enterprise Edition 1.8.7-20090928を公開した。REE 1.8.7はRuby 1.8.7-p174をベースにした実行環境。これまでのバージョンはRuby 1.8.6をベースにしていたため、これが初の1.8.7対応となる。

    リリースアナウンスに掲載されているベンチマークの例

    PhusionはこれまでREEのベースを1.8.6から1.8.7へアップするのをためらってきた。これは1.8.6と1.8.7の間で多くの非互換問題が発生していたためだが、状況が変わったという。Rails 3.0が1.8.7よりも前のバージョンをサポートしないと明言したこと、JRubyが1.8.7をサポートしたこと、OS X Snow LeopardやLinuxディストリビューションが1.8.7の出荷をはじめたことを受け、REEでも1.8.7対応が実施された。

    REEはメモリ消費量が少ないうえに高速に動作するということで注目を集めた。REE 1.8.7ではさらに省メモリ化と高速化が進められている。いくつかのサイトはすでにREE 1.8.7を試験的に導入し、その効果を体験しているという。

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