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以前はParallels Workstationの名称でリリースされていたフル仮想化プロダクトの最新版が"Parallels Desktop 4 for Windows & Linux"として公開されたことをRelease: Parallels Desktop for Windows/Linux 4.0 - virtualization.infoが伝えている。バージョンも2.2から4.0へ変更された。ParallelsのサイトにはまだParallels Workstationの名称が残っているところもあり、移行中であることが伺える。
Release: Parallels Desktop for Windows/Linux 4.0 - virtualization.infoにおいてまとめられている注目の新機能は次のとおり。
- 64ビットホストおよびゲストOSのサポート
- 8コア/プロセッサCPUのサポート
- 仮想マシンにおけるメモリ容量を8GBまで拡大
- 仮想マシンにおけるディスク容量を2TBまで拡大
- 仮想マシンにおけるネットワークインタフェースをを16個まで拡大
- Intel EPTネストページテーブル技術のサポート
- Intel FlexPriority CPUマイグレーション技術のサポート
- PXEネットワークブートおよびポートフォワーディングのサポート
- WindowsゲストOSにおけるシームレスアプリケーション表示をサポート
- スナップショット機能およびディスクアンドゥ機能の提供
- 仮想マシンテンプレートの提供
- P2Vマイグレーションツールの提供
- コマンドラインインタフェースの提供
- 仮想マシンイメージ圧縮のサポート
- SDKの提供
Parallelsはここ数年、Mac OS X向けのフル仮想化プロダクトの開発と提供に注力をおいてきた。2年という長い時間はかかったものの、Mac OS X以外のWindowsとLinux向けのプロダクトが提供されたことで、Mac OS X以外のOSへの取り組みも継続されていることが示された形となった。