Mozilla Weave

Mozilla Labsは27日(米国時間)、Weaveの最新版となるWeave 0.6を公開した。WeaveはFirefoxのブックマークや履歴、パスワード、設定、カスタマイズデータなどをデスクトップ、ノートPC、スマートフォンなど複数のデバイスで動作するのFirefoxやFennec、そのほかのWebサービスとセキュアに共有するためのサービス。Firefoxエクステンションとして提供されるが、 Mozillaが FirefoxやFennecの利便性を向上するために提供するWebサービスという側面も持つ。

Weave 0.6における大きな変更点は次のとおり。

  • ほとんどのセットアップ、設定、ステータス表示を単一のUIから操作できるように新しいUIを実現
  • アップロードおよびダウンロード中における大幅なパフォーマンス改善
  • エラーハンドリングとレポーティングの改善

Weave 0.6を試すにはFirefox 3.5またはそれ以上のバージョンが必要。ひとつ前のMozilla Weave 0.5と同じくパフォーマンス改善が実施されたバージョンで、Weaveを試してみるにはいいバージョンだと説明されている。Weaveはサービス提供開始当初、パフォーマンスが発揮できず使えないケースがあった。最近のバージョンではパフォーマンスが大幅に改善されており、ストレスを感じることなく利用できる。