NECは、仮想化を実現する統合プラットフォーム管理ソフトウェア「WebSAM Sigma System Center」のライセンス価格を従来比、最大約70%値下げするとともに、「VMware vSphere4」に対応した「WebSAM Sigma System Center 2.1 Update2」を新たに製品化し、本日より販売すると発表した。

ライセンスの値下げについては、従来、仮想マシンごとに必要であった価格体系に、物理サーバの実装CPU数単位とする価格体系を新たに追加することにより、従来比で最大約70%のライセンス価格の引き下げを実現している。

また、ブレードサーバ収納ユニット「SIGMABLADE-M」および「同-H v2」に、ネットワークスイッチやストレージ機器の設定を変更することなくシステム構成を柔軟に変更できる新機能「vIOコントロール機能」を標準搭載している。

これにより、従来、システム変更時は、ネットワークスイッチやストレージ機器側でMACアドレスやWWPNなどの設定変更が必要であったが、この機能により、新規に追加したブレードサーバを自動的にネットワークに接続することが可能となった。

SigmaSystemCenter2.1 Update 2の希望小売価格(税抜)は40万円からで、出荷時期は8月31日を予定している。